2005年度 九州・西日本支部若手セミナー


 本セミナーは大学や企業の若手研究者や技術者を対象とし,超伝導
技術や低温技術の基礎を理解してもらうことを目的として開催するも
のです。今回は,MgB2を中心として,超伝導の基礎や応用について平
易に解説して頂きますので,支部会員にかかわらず,多数の研究者・
技術者が参加され,知識や交流を深められることを期待します。

主 催:低温工学協会 九州・西日本支部
日 時:2005年9月25日(日)15:00 〜 27日(火)12:00
場 所:広島大学学士会館(東広島市)


日 程
9月25日(日) 
  15:00〜15:10 挨拶 九州・西日本支部長
  15:10〜18:00 講義「超伝導体の探索とMgB2」 秋光 純(青山学院大学)
              休憩(16:40〜16:50)
  18:20〜   懇親会

9月26日(月)
  9:00〜10:30 講義「MgB2の応用」熊倉浩明(物質・材料研究機構超伝導材料研究センター)
  10:40〜12:10 講義「MgB2材料の磁束状態とピニング特性」 野島 勉(東北大学)
  13:30〜15:00 アフターヌーンセッション(参加各グループの自己紹介)
  15:10〜16:40 講義「水銀系酸化物超電導体の薄膜,ジョセフソン素子」 小川明宏(中国電力)
9月27日(火)
  午前  見学会「広島大学:HISOR,低温センター」,「中国電力研究所:東広島市」

定 員:宿泊者40名程度を予定しています。

参加費:正会員16,000円,非会員21,000円,
      学生・院生10,000円(宿泊費,懇親会費,テキスト代を含む)。
      宿泊を希望しない方は一律8,000円(懇親会費を含む)。
      注:同時に学会入会申し込みの方も正会員と見なします。  

宿泊施設:「広島大学学士会館」または「広島大学山中会館」
      部屋割りは第1日目に連絡します。

広島大学東広島キャンパスへの交通手段 
・JR山陽線を利用:JR西条駅前からバス「広島大学」行に乗り,「広大中央口」で下車。
・JR山陽新幹線を利用:バスの本数が少ないため,タクシー利用(約2,000円)となります。
・広島空港を利用:JR白市駅までバスで行き,そこからJR山陽本線で西条駅まで来て,
         西条駅からはバス「広島大学」行に乗り,「広大中央口」で下車。
注:詳細は 交通アクセス・地図を参照

申込締切:2005年9月16日(金)

申込方法:参加申込書にご記入の上,下記事務局宛にファックスでお送りください。

低温工学協会 九州・西日本支部 事務局(九州大学内)
参加費払込先:福岡銀行箱崎支店(店番291)口座番号1952957
名義:低温工学九州・西日本支部代表 松下照男

参加問合せ先:2005年度 九州・西日本支部若手セミナー幹事
    広島大学総合科学部 宇田川眞行
     TEL 082-424-6549  E-mail:udagawa@hiroshima-u.ac.jp

若手セミナーの様子

今年で第4回となる2005年度九州・西日本支部若手セミナーは、広島
大学学士会館で行われました。記録的な猛暑も少し和らぎ、天候にも
恵まれた開催となりました。参加者は講師を含めて35名でした。今回
は2001年に日本で発見された"MgB2超伝導体”を中心にプログラムが
組まれ、初日は発見グループの代表である青山学院大学の秋光先生に
MgB2の基本的な特性から新しい超伝導体探索などに関する講演をいた
だきました。2日目はMgB2のメカニズムから応用まで最先端研究に携
わっておられる先生方の講演と続きました。参加した学生諸君の研究
テーマがMgB2という者もおり、活発な議論が行われ、とても有意義な
セミナーとなりました。


参加者一同による記念撮影


Last modified: Wed Oct 12 11:34:57 JST 2005