九州・西日本支部 2013年度総会・企業セミナー 開催案内



2013年度の九州・西日本支部総会・講演会を下記のように開催いた
します。支部会員各位は是非ご参加下さいますようお願い申し上げ
ます。なお、支部会員には別途総会開催案内を電子メールにてお送
りします。ご欠席の場合には必ず委任状をご返送下さいますようお
願いいたします。

         記

日 時: 2013年4月25日(木)
場 所: 九州大学伊都キャンパス内 稲盛財団記念館 稲盛ホール
    〒819-0395 福岡市西区元岡744    
    
(1)総会: 15:00〜15:30
  1.2012年度事業報告・決算について
  2.役員交代について
  3.支部長賞について
  4.2013年度事業計画・予算について

(2)66/6.9kV-2MVA超電導変圧器&冷凍機見学会: 15:30〜16:00

(3)企業セミナー: 16:00〜17:50
1.「再生可能エネルギー導入に向けた電力貯蔵技術について」
   九州電力 総合研究所
   林 秀美 氏
2.「ILC(国際リニアコライダー)計画について」
   九州大学 先端素粒子物理研究センター(RCAPP)
   吉岡 瑞樹 氏

     (4)懇親会(福岡都心へバスにて移動): 19:00〜

問合せ先:公益社団法人 低温工学・超電導学会 九州・西日本支部 事務局
〒819-0395 福岡市西区元岡744
九州大学大学院 システム情報科学研究院
電気システム工学部門 木須研究室内
TEL: 092-802-3678  FAX: 092-802-3677
E-mail: jcryo-qw(at)sc.kyushu-u.ac.jp

当日の報告



九州・西日本支部第12回総会を2013年4月25日(木)午後3時より
九州大学伊都キャンパス内 稲盛財団記念館 稲盛ホールにて開催し
た。冒頭、出席者数と委任状の数より総会が成立していることが報
告された。そして議長に川越明史氏を選出した。松下照男副支部長
の開会の挨拶のあと、続いて議事として、2012年度事業報告、会計
報告、ならびに監査報告がなされ、全会一致でこれらは了承された。
続いて、役員の交代について説明があったのち、2013年度支部事業
計画、2013年度予算案が諮られ、それぞれ全会一致で承認された。
また支部長賞と新しく設けられる支部奨励賞について提案がなされ、
承認された。

続いて企業セミナーが行われた。テーマは「超電導開発の現状と展
望」であった。講師2名を含む35名の参加者があった。

 お一人目は、九州電力 総合研究所の林 秀美氏に、「再生可能エ
ネルギー導入に向けた電力貯蔵技術について」と題してご講演いた
だいた。超電導技術の直接的応用ではないが、風力・太陽光等再生
可能エネルギーを取り入れた電力系統の構築・運用について、九州
電力の現状の取り組みと、今後の展望、課題が詳細に紹介された。

 お二人目は、九州大学に昨年度新設された先端素粒子物理研究セ
ンターの吉岡 瑞樹氏に、「ILC(国際リニアコライダー)計画につ
いて」と題してご講演いただいた。大学院学生が多数参加したこと
もあり、ここでは、宇宙創成にまつわる素粒子物理の基礎から、
CERNのLHCに関する現状と展望、さらにILC計画の詳細と日本・九州
における誘致を目指した取り組み、学術的・経済的波及効果、今後
の展望に至るまで、多分野にわたる詳細な紹介がなされた。