「世界一行きたい科学広場in飯塚 2012」報告




2012年9月23日(日曜日)に福岡県飯塚市のイイヅカコミュニティセンター
にて、「世界一行きたい科学広場in飯塚 2012」が行われた。主催は
世界一行きたい科学広場in飯塚実行委員会であり、飯塚市・飯塚市教育
委員会、SAFnet運営機関が共催し、地域の大学と高校が協力をした。
具体的には近畿大学産業理工学部、九州工業大学、九州大学、嘉穂高等
学校、近畿大学付属福岡高等学校、東海大学付属第五高等学校が出展を
おこなった。したがって、スタッフの数だけでもかなりの数になった。
各大学と高校からは理科実験教室がブースを設けられて開かれた。ロボット
やDNA、酸アルカリ、電磁現象、海洋調査などなど15あまりのプログラムが
開かれた。

SAFnetはScience for All Fukuokans networkの略称で、科学技術振興機構
(JST)の支援事業(地域の科学者推進事業地域ネットワーク支援)により
発足した、福岡県における科学コミュニケ―ションを推進するためのネット
ワークである。様々な工作教室やイベント、講義などを開いている。
世界一行きたい科学広場″は2012年の夏に宗像市、北九州市と開催して、
飯塚市が3番目である。低温工学・超電導学会九州・西日本支部からは飯塚市
にキャンパスのある九州工業大学大学院情報工学研究院のグループが協力を
おこなった。

当日は朝の10時から夕方の4時までの6時間であった。恒例の「超伝導体による
永久磁石の磁気浮上」は小型のものと人間浮上できるものと持ち込んだ。
場所は一番目立つステージ上であり、子ども達が乗って楽しんだ。3人の
スタッフで対応したが、多くの来場者があり、また熱心に聞く子どもや親に
できるだけ分かりやすいように説明をおこなった。会場には574名の来場者
があった。



                 (九州工業大学 小田部荘司)